AIでブログ記事を公開できるようになると、記事の本数は増やせます。ただし、「公開できた」ことと「検索向けの設定まで点検できた」ことは別です。
2026年10月23日、ミロクAI(mirokuai.net)のWordPress MCPを使って、公開済み記事とSEOプラグインの設定を読み取り専用で棚卸ししました。公開記事は16本。AIOSEOの未設定項目を複数条件で調べると、個別SEO設定に空欄がある記事が12本返ってきました。
この記事では、実際に返ってきた数値、そこから言えること・言えないこと、次に何を直すべきかを整理します。検索順位やアクセス増加を実証した記事ではありません。

まずWordPressで確認した現在地
今回、接続先を読み取り専用の操作で確かめ、サイトURLがhttps://mirokuai.netであることを確認してから、投稿一覧を取得しました。別サイトには変更を加えていません。
| 確認項目 | 取得結果 | 読み方 |
|---|---|---|
| 公開済みの投稿 | 16本 | WordPressのpublish状態 |
| 下書き | 4本 | 公開記事数には含めない |
| AIOSEOで個別SEO項目に空欄がある投稿 | 12本 | タイトル・説明文・フォーカスキーフレーズのいずれかが未設定として検出 |
| TruSEOスコアの範囲 | 58~83 | 16本の公開投稿に対するプラグイン内の評価 |
12本という数字は、公開16本のうち75%(12÷16)に相当します。ただし、この75%は「検索で評価されない記事の割合」ではありません。あくまで今回のAIOSEO個別設定の検出結果です。
同じ「未設定」でも、検索条件で11件と12件になった
AIOSEOのMCP機能には、SEO項目が未設定の記事を探す操作があります。公開済みの投稿だけに対象を絞り、次の2通りで調べました。
- フォーカスキーフレーズだけを未設定条件に指定すると、11件が返りました。
- SEOタイトル・メタディスクリプション・フォーカスキーフレーズの3項目を未設定条件に指定すると、12件が返りました。
差分の1件は、直近に公開したWordPressのセキュリティ点検記事です。その記事の個別SEO情報を別途取得すると、タイトルと説明文はnull、フォーカスキーフレーズは空文字として返っていました。
ここで重要なのは、未設定リストだけを見て「残りは全部設定済み」と断言しないことです。今回は複数条件の結果と個別取得を照合して、12件と判断しました。単一条件と複数条件で差が出た原因は、この確認だけでは特定できません。
具体的にどのような値が返ったのか
以下は、同日にAIOSEOから取得した公開記事の例です。記事本文の品質を比較するためではなく、プラグインの保存値とスコアを別々に見るための表です。
| 記事の例 | 個別SEOタイトル・説明文 | TruSEO |
|---|---|---|
| PHP脆弱性への対応記録 | 両方ともnull |
58 |
| AIブログ構築時間の比較・試算 | 両方ともnull |
60 |
| Claude Codeの投稿自動化・初日ログ | 両方とも個別値あり | 83 |
個別のSEOタイトルがnullであることは、公開ページのHTMLにタイトルが存在しないことと同義ではありません。WordPressやテーマ、AIOSEOの全体設定から自動生成される可能性があるため、実際の<title>や<meta name="description">の出力は別途確認する必要があります。
TruSEOの点数はGoogleの検索順位ではない
AIOSEOのTruSEOは、記事のSEO改善点を確認するためのプラグイン内の分析スコアです。今回の16本では58~83という値が返りましたが、83点の記事が58点の記事より検索上位に出ると証明する数値ではありません。
同様に、AIOSEOのフォーカスキーフレーズは記事を点検するための入力欄です。Googleが「AIOSEOのフォーカスキーフレーズ欄」を直接読んで順位を決めるわけではありません。GoogleはSEOスターターガイドで、meta keywordsタグを検索ランキングに使用しないと説明しています。ただし、meta keywordsとAIOSEOのフォーカスキーフレーズ欄は同一の機能ではありません。ここで混同したくないのは、プラグイン内の入力項目と、検索エンジンが評価するページの実際の内容は別だという点です。
また、Googleは検索結果の説明文をページ本文から自動生成し、必要に応じてメタディスクリプションを利用すると説明しています。詳しくはGoogle検索セントラルのスニペット解説を参照してください。
もう一つの落とし穴:「未接続」と「未認証」は違う
今回のAIOSEOサイト全体の取得結果では、サイトマップが有効で、サイトマップURLがhttps://mirokuai.net/sitemap.xmlと返りました。一方、AIOSEO側のGoogle Search Console接続状態はfalseでした。
これだけで「Googleにサイトの所有権が認証されていない」とは判断できません。AIOSEOとSearch Consoleの連携状態と、Google側での所有権確認・サイトマップ登録・検索インデックス状況は別々に確認する必要があります。ミロクAIで過去に行ったDNSによる所有権確認や再審査申請は、AdSenseとSearch Consoleの実践記録にまとめています。
さらに、AIOSEOのサイト分析キャッシュはスコア0、エラー・警告・合格件数もすべて0でした。これを「問題が0件で満点」とも「SEO評価が0点」とも解釈せず、有効な診断結果が取得できているか不明として保留します。
今後の改善は「点数を上げる順」ではなく「確認できる順」
今回の棚卸しを受けて、ミロクAIで優先したいのは次の作業です。
- 公開ページのHTMLを確認する:個別SEO値が空でも、実際にどのタイトル・説明文が出力されているかを確認する。
- 重要な記事から説明文を整える:記事の内容と一致する固有の説明文を用意する。キーワードの羅列にはしない。
- 検索意図と本文を照合する:タイトルだけを調整せず、読者の疑問に本文が答えているか確認する。
- 内部リンクを見直す:関連する実践記録をつなぎ、読者が次の手順に進めるようにする。
- 保存と表示を別々に検証する:AIOSEOの更新が成功したか、公開HTMLに反映されたかを分けて確認する。
- Search Consoleで成果を測る:表示回数・クリック・検索クエリ・インデックス状況を確認する。TruSEOの点数だけで成果を判断しない。
なお、過去にはWordPressの記事が公開できてもAIOSEOの更新でPost not found.が返る事象を確認しました。個別SEOの書き込みができない場合は、成功したことにせず別の課題として残します。検証経緯はAIOSEOの「Post not found」調査記録に掲載しています。
まとめ:AIによる量産の次は、実際の出力を確かめる
2026年10月23日時点で、ミロクAIには公開記事が16本ありました。MCPでAIOSEOの設定を点検した結果、複数の個別SEO項目を対象とする未設定一覧には12本が該当しました。一方、TruSEOの数値やプラグインの接続表示だけでは、Googleの検索評価や実際のHTML出力までは分かりません。
今回実施したのは読み取り専用の棚卸しであり、既存記事のSEO設定や広告コード、サイト構造を一括変更したわけではありません。次は実際の出力と検索パフォーマンスを照合し、変更前後を記録していきます。
記事の公開前に人が何を確認すべきかは、AI記事の編集チェックリストにもまとめています。
調査日:2026年10月23日。数字はこの時点のWordPress MCP・AIOSEOからの取得結果です。画像は説明用の既存イラストで、管理画面の実際のスクリーンショットではありません。


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